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コラム

院長のコラム第68回 お盆、そして夏が行く

14日朝、いつものように自動車で出勤、2号線を走ります。途中立ち寄るコンビニンのご主人から
「今日、働くん?お盆で休みじゃねえん?皆な、休みで今日、店は暇よ」と言われて
「そうか、それで車が少なかったんだ」と気づきました。

15日朝も出勤、2号線ほとんど走行車両なし、改めて世間は「お盆休みなんだ」と痛感しました。
お盆前後の新幹線、航空の満席状況、高速道の数十キロ渋滞などのニュースを、「大変だなー」とぼんやり見過ごしていたことが、身近なことで気付かされた出来事でした。
お盆休が、最近はしっかりととられているんだと思いました。

子どもの頃、お盆になると、大人から「お盆に川に入ると、ご先祖さんに脚をひっぱられて、おぼれるよ」などといわれ、お盆以降は、川に入らなくなくなりました。その頃から、川の水が冷たくなるからだとか、七夕様の飾りをつけた笹が流され、泳ぎにくくなるからだとか言われたように思いますが、なぜだかはわかりません。お盆を過ぎると、つくつくぼうしが鳴き、赤とんぼが飛び始めます。心の中に、さびしさ、あせりが出てくる時期でした。
夏休みに入る前に、勉強・観察?などの計画を立て、意気込んで休みに入るのですが、遊ぶことに一生懸命で、結局は何もできず宿題さえも追われ、少しばかり焦り始めます。
毎年同じことの繰り返しでした。

この時期に重なるように、夏の高校野球選手権大会が終了します。
高校野球の熱気が一気に醒め、寂しさを強くしたように思います。

夏の高校野球選手権は花咲徳栄の優勝で終わりました。高校球児の汗と、涙は、99回の歴史の中で何も変わらず、人々心に感動を届け続けてきました。

今日24日夏休みの宿題はありませんが、野球の無い寂しさに浸っている午後です。

<追伸>
この気持ち、夏バテも影響しているように思います。さあ、ウナギでも食うか!