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院長のコラム第67回 視力の衰え

野球、テニスで動体視力の衰えを感じているこの頃ですが、先週目から鱗のような話を聴きました。
テニス仲間Gさん、現在79歳ですが、私よりも剛球を打ち、ボレーも以前より上手になり、加齢をものともせず強くなっています。この方は、昔膝が痛くて、私にかかり、招き猫体操でよくなり、招き猫体操の信奉者です。

私がGさんに質問しました。
剛球を打つためには、眼が大切ですが、眼の方は大丈夫ですか?
彼が答えてくれました。
眼がダメになると、テニスが出来なくなるので、毎日眼のトレーニングを10分間しています。寝た状態で、天井の模様と自分の指先を交互に見たり、指先を追って眼球を左右上下に動かしています。それでも、ゴルフの時、打ち出したボールを見失うようになりました。

考えてみれば、物を見る時、毛様体筋(平滑筋)の作用でレンズの厚さを変化させ焦点を合わせます。眼球は6つの筋肉(横紋筋)でスムースに動かされています。いずれの場所の筋肉であれ老化でももちろん、トレーニングしなければ衰えますし、最近のコンピューターばかし、スマホばっかし長時間見ていますと、遠近の調節、左右上下の眼球運動がうまくゆかなくなると思いました。

Gさんの方法がベストであるのか、どうかわかりません。回数、時間もはっきりしませんが、眼のトレーニングは、四肢の筋肉トレーニングと同様、いやそれ以上に必要と確信いたしました。「四肢の筋力トレーニングは年を取ってからでも効果がある」は現在広く世界で認められています。
眼のいいトレーニング方法を見つけて実践しようと思います。

<緊急追伸>
7月19日 NHK“ためしてがってん”・ボクシング村田、より目トレーニングで動体視力アップ