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院長のコラム第34回 サッカー雑感

皆さんもスポーツは好きと思います。自分の好きなスポーツを3つ挙げろと言われたら、私は野球、サッカー、テニスになります。最近サッカーの報道で、心が弾むことが重なりました。

サッカー女子ワールドカップが始まりました。岡山湯郷ベルから、宮間、福元の二人が出場しています。地元の選手がいると、応援にも力が入ります。まずスイスに勝ち、順調な滑り出しです。安藤選手の、怪我離脱は残念ですが、チームは前向きに進んでほしいと思います。

澤穂希選手、スイス戦出場で、国際試合200試合です。1年前は、ジャパン代表に招集されず、年齢による衰えで、そのまま引退するのかと思っていました。若い人と同じ、いやそれ以上のトレーニングを積み重ね、代表に復帰したのです。すごいことだと思います。若い人を押しのけ、背中で引っ張ってゆく姿は、神々しくもあります。優勝を花道にという結果を願っています。

一方、男子ハリルジャパンは、いよいよワールドカップロシア大会の予選が始まります。新しく監督になったハリルホジッチの言動、行動をみますと、より基本に忠実な考えが伝わってきます。能力を最大限、100%発揮するための、厳しいトレーニングを各人に課しています。ただ走るのではなく、その強度、持続性のレベルアップを要求しています。たとえば、宇佐美選手の変身には驚かされます。体脂肪にまで、こだわる健康管理、前髪を切った日常生活の規律性、集団生活での協調性を見ることができます。司令官のぶれない姿勢が頼もしく感じられます。和、輪を大切にする日本人の感性に合っているのかもしれません。ワールドカップへの期待大です。

<追伸>
スポーツは,観るのも愉しいですが、するのが一番です。運動後の冷たい一杯のビールはなによりです。