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コラム

院長のコラム第117回 最初の緊急事態宣言から1年

4月8日読売新聞朝刊の『見出し』です。さらに『コロナ長期戦へ』『対策しても再拡大』『自粛疲れで緩みも』の見出しが続きます。この1年の主な出来事が載っています。時系列でみてゆきますと

2020年1月16日厚労省が国内初の感染者確認を発表
 3月2日 全国の小中高校などの一斉休校始まる
 3月24日 東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まる
 4月7日患者数 365人 最初の緊急事態宣言
 5月25日 患者数21人 緊急事態宣言全面解除
 7月22日 「Go Toトラベル」事業始まる
 12月28日「Go Toトラベル」事業全国一斉停止

2021年1月7日患者数7637人 2度目の緊急事態宣言
 3月21日患者数 1119人 2度目の緊急事態宣言を全面解除
 4月5日患者数 1572人 3府県で「まん延防止等重点措置」の適応

となります。この後、10都府県に「まん延防止等重点措置」が拡大されました。その患者数、そのスピードに驚かされます。4月15日患者数は4574人と5000人に迫る勢いです。対策を『厳しくすれば患者数は減り、緩むと増える』を経験した1年でした。

感染予防対策を徹底した、昨年の第一回緊急事態宣言時期と重なりますが、現在は、小中高校は工夫を凝らして、授業を行い、プロ野球・Jリーグ・ラグビートップリーグ・などほとんどのスポーツは『歯を食いしばりながら』行われてきています。海の向こうから『松山マスターズ制覇』、国内では『池江、オリンピックへ』の嬉しいニュースは国民を元気づけました。

「試行錯誤」「正解のない旅」「予防と経済のバランスをとりながら」「波は来る」等々はまだまだ続き、『長期戦』でしょう。

ワクチンの接種は始まっていますが、特効薬ではありません。

私がすべきことは、かわらず「三密をさけ、マスク・手洗いの徹底。不要不急の外出を控える」ことだと思っています。