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コラム

院長のコラム第111回 昭和の歌―小林旭

3週間ほど前、職員が退職の挨拶に来られました。その時「また岡山に帰るようになったら、ぜひ西大寺病院に努めたいと思います。その時にはよろしくお願いします」と言われました。彼女に『惜別の歌』の3番、
『君がさやけき 目の色も 君くれないの くちびるも
君がみどりの 黒髪も またいつか見ん この別れ』
を書いて渡しました。

『惜別の歌』は私の大好きな歌の一つですが、もう永く歌っていませんでした。久しぶりに唄ってみると、やはり心が洗われます。小林旭の you tubeでも楽しみました。彼の高音、谷間にこだますような、透き通った声に、ぴったしの歌で、彼の歌の中では一番好きです。
というわけで、過ごしていたら、10月6日NHKうたコンに小林旭が出演しているではありませんか。「なんたるタイミング!久しぶり。元気だったんだ。今何歳だろう?」と思いつつ歌を待ちます。歌は『熱き心に』。出だしは声が今一つ、「大丈夫かな?声はでるかな?」と心配しながら聴いてゆくと、旭節が戻ってきて、しっかりと心に沁みてきます。「この歌は確かコマーシャルソングが始まりだったがなー」などと思いながら、次の曲『昔の名前で出ています』を聴きます。作詞家星野哲郎がクラブに行ったときに作った曲だな・・・あの頃は沢山のクラブがあって、夜の街に活気があったことを思い出しました。『惜別の歌』をとの願いはかないませんでしたが、久しぶりの小林旭、堪能しました。

<追伸1>小林旭、もうすぐ83歳、すごいもんです
<追伸2>森進一の『港町ブルース』も最高でした。
昭和の歌ー心のふるさとです