院長のコラム第91回 B’ｚ？ ビーズ？ 首飾り？
４月１１日の山陽新聞に「平成のシングル、アルバム売上枚数。アーティスト別セールスTOP10」が載っていました。１位B’ｚ ８２６２万枚 ２位AKB48 ６００５．３万枚 ３位Mr.Children ６０００万枚・・・、私の好きなサザンは９位 ３７６１万枚、圧倒的なダントツです。「B’zてやっぱりすごいんだ」と改めて思い直しました。
「演歌大好きの花川がB’zを知っている？」と思われるでしょう。これが知っているんです。
約２５年前ごろ、X先生の結婚式での出来事です。当時私は、教室の医局長、主賓席に座っていました。会場が少しざわついた時、隣席の某病院理事長令夫人が「花川先生、稲葉よ、B’zの稲葉よ」と興奮気味に、友人席を指さしながら、話しかけてこられました。「稲葉？ビーズ?」私には何のことか皆目分かりません。髪を染めた青年が友人席に着くところでした。「ビーズ？首飾りですか？首飾りがどうしたんですか？」と返しました。令夫人、B’zの稲葉を知らないのかという顔で「B’zの稲葉ですよ」再度話されました。私は結局何もわからず、祝宴を楽しみ、家に帰りました。
帰宅後、家族に「ビーズの稲葉と言うんが、来とったわ。稲葉はX先生の子供の頃からの友人らしい」と話しました。途端、家族全員の非難の嵐が私を襲いました。
「なんで写真を撮らんかったん。サインをどうして貰わんかったん」・・・。知らないのは私だけ、「B’zの稲葉って有名なんだ」と思った次第です。
後日X先生にお願いして、稲葉と撮った子供の頃からのアルバムをお借りして、家族に見せました。家族大満足、私はなんとか面目を保ちました。
<追伸>
その後、B’ｚの活動はやはり気になりました。数年前「B’ｚのドキュメンタリー」のテレビ番組がありました。彼らの音楽への情熱、ストイックな生活・健康管理をみて、「なるほど、すごいな」と思いました。