院長のコラム第87回 私の今年の漢字
今年の漢字は「災」となりました。日本で起きたことのまとめがこの字に現れたのだと思います。大阪の地震、西日本の豪雨、台風・高潮、北海道の地震など「想定外があたりまえ」の災害が日本を襲いました。被災で亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された地域が一日も早く日常に戻ることをお祈りいたします。
さて、私の平成30年のまとめの漢字は「健」です。大きな病気をすることなく健康で1年を過ごせたことが何よりと思います。
週2日の休肝日（酒を飲まない日）に挑戦し続けた年でした。
10月13日岡山ろうさい病院・岡山西大寺病院市民公開講座で、アルコールと血圧・脳卒中の話を聴きました。脳卒中では酒の危険性（当然飲み過ぎですが）が煙草よりも高いと聴いてからなお一層気が引き締まりました。
そこで、毎朝血圧測定をすることにしました（以前から時々は測定していたのですが、まずまずなので毎日ではありませんでした）。毎日の血圧測定をしてみると、血圧に関して従前から言われてきたことを再確認しました。まず、血圧は安静にしてから計るということです。 朝7時前に出勤、病院に入るとすぐ測定（測定値①）、その1時間後落ち着いた頃もう一度測定（測定値②）します。①の値は収縮期血圧が160mmHgになることが月に数回（急に寒くなった日？）あり、最初はびっくりです。ところが②は１２０～１３０mmHg台に落ち着いています。
次に飲み過ぎ・食べ過ぎは血圧にすぐ跳ね返るということです。12月8日、9日と忘年会が続き、食べ、飲みました。9日は焼き肉で、ｶﾞｯﾂﾘと食べ、がんがん飲みました。夜中に胸やけで目が醒め、脈も少し早くなっていました。今まで同じ経験をしてきましたので、あまり気になりませんでした。出勤後①、②は160～150mmHg台で下がりません。午後になり胃部不快感・胸やけが治まってくるとやっと、130mmHg台に落ち着きました。今までこの状態で血圧を測ったことが無かったので、気づきませんでしたが、身体を痛めつけていたのだと思いました。もう暴飲・暴食はしないと反省です。
来年も健康で過ごせるよう、日々、身体の手入れを怠りなく続けたいと思います。