お知らせ

コラム

院長のコラム第65回 70歳の決意

もうやめた 酒は止めたと 二日酔い

私は、32歳(長女が生まれた時)煙草を止めました。41歳の時末っ子を授かり、それを契機にダイエットを始め、90kgあった体重を7年間で70kgに落とすことに成功しました。

それ以降で、最大の目標は「節度ある酒」でした。
恩師の故田辺先生は、私がお世話になった時(約38年前)には「節度ある酒」の飲み方が確立されていました。沢山飲まれることはできるのですが、ある一定の量を飲まれたらコップに上に手を置き、「もういい。水をくれ」と酒を注ぐことを断られました。

私も今まで、何度となく「恩師の飲み方」になろうと挑戦してきましたがその都度挫折しました。田辺先生の「花川、酒が飲めんようになったら終りど」の言葉に甘えていたのかもしれません。

飲み過ぎた時の行動で、次の日に最も悔やむのは、「2次会のラーメン・うどん」店に立ち寄ることです。「節度ある酒」の時は、決して立ち寄ることはないのですが、飲み過ぎるとタガが外れ、タクシーを待たしてでも(ひどい時は運転手さんを誘って)食べてしまうのです。一次会でしっかり食べた上にまだ食べるのですから、太りますし、当然胃の調子はよくありません。ここ数年間「立ち寄り」は無かったのですが、今春の花見の時、しっかり飲み・食べたあと、つい「Yラーメン」に立ち寄り、「Gのたこ焼き」を買い食べてしまいました。
「しまった」と久しぶりの懺悔でした。

決定的な出来事は「靴の取り違い」でした。
5月20日、教室の飲み会で、私の誕生日を祝うハッピーバースデイの歌を参加者全員で合唱してくれたのが嬉しく、飲み過ぎ、ホテルに帰りました。翌朝、靴をはき違えていることに気づき、あわてて対応しました。初めてのことです。                 

「70歳を過ぎてなんたること」と、自省の念強く、遅まきながらこれからは「田辺先生の飲み方」を実践しようと思います。

酒止めた 3日坊主で また明日
挑戦を続けます