院長のコラム第53回 私の秋
最低気温が20度近くになって来ると秋を感じ始めます。
空が高くなり、雲の様相も変わってきます。
初秋です。
私が、秋を実感するのは、散歩道で見る初秋の花たちとの出会いです。
まず一番は朝顔です。朝顔は夏に見る花で、赤、紫、青などいろいろな色があり、大きな花です。しかし、今の時期、散歩の初めの頃、いつもの場所に朝顔が咲きます。用水路の塀あたりと、笹が瀬川の土手法面の草むらに見ることが出来ます。花は小さく、薄い青色で、可憐な感じがします。「今年も見ることが出来た、そろそろ秋だなー」と実感します。
笹が瀬川はこの時期豊かな水が流れ、多くの雑木は葉が繁り、森のように見えます。
ツユクサ(?)も法面の草むらに咲いています。野草は折々に見ることができますが、
名前はわかりません。
図鑑で調べるような努力はしたことがありません。
ただ見て楽しむだけです。
鶏頭、コスモス、彼岸花は別の用水路のあたりに咲いています。子供の頃、彼岸花は田舎では「きつね草」と言って、良い印象はなかったように思います。
今の年になると、その赤色が華やいで好ましく思えます。
散歩の終わりごろ、黄色の花のお花畑(私が勝手につけています)も、鮮やかで心が和みます。
丹精込めた花壇の花もいいですが、野に咲く花も目を楽しませてくれます。
いよいよ本格的な秋の到来です。
<追伸>最近雨続きで、なかなか秋が来ません。