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コラム

院長のコラム第44回 春の楽しみ

2月21日休日の散歩に出かけました。健康づくり財団病院の桜並木を見ながら、笹が瀬川の堤防に出ます。まだ、川面には鳥がいます(私には種類がわかりません)。

堤防を南下してゆくと、いつもなら見える樹木が完全になくなっていました。2月始め頃から始まった笹が瀬川堤防の補強(コンクリート堤防建築)、道路幅の拡大に伴う、道路法面の工事のためです。工事が始まったころは、樹木はまだ残っていました。どの程度の工事規模なのかなー、樹木が残ればよいがと心配していました。

私が名づけた第一庭園、第二庭園は完全になくなっています。春の楽しみ、染井吉野、源平桃、ぼけの花、雪柳、利休梅などの花たちに、もう会うことが出来なくなってしまいました。またその先のタンポポ草原も、仏の座の群生場所も削り取られてしまいました。この地域(私の家も含めて)は、笹が瀬川の増水で、毎年のように冠水していました。最近の災害の激しさを考えれば、地域安全のために必要なものだからと・・・・。

散歩の終わりごろ、西バイパスの高架の下で、ひばりが鳴いていました。初鳴きです。あれ!ひばりは麦畑で鳴くと言われるが、もう少し後ではないのかな?鶯の方が早いはずだが、それにしても、元気よく鳴くなーと思っているうちに心が少しずつ軽くなってきました。

少しずつ環境は変わります。また新しい楽しみを探したいと思います。